【大津事故】なぜ右折?ストリートビューを見て気付いたこと

大津市大萱6丁目の交差点で起きた痛ましい事故は、ニュースを見聞きする方も辛く、亡くなった園児のご遺族の気持ちを考えると涙が溢れてしまいます。
また、ドライバーの一人として、自分もいつ加害者になるかもわかりませんし、他人事とは思えず、なぜ、このような事故が起きてしまったのかと考える日々です。

そこで、Googleストリートビューを使った、自分なりの現場検証を行なってみました。

1.事故現場は見通しの良い直線だった?

報道によれば、現場を右折しようとした乗用車を対向車線を直進してきた軽自動車が避けようとして起きたというもの。
つまり、一番の原因は右折車の女性の前方不注意で本人もそれを認める供述をしているとのこと。
現場は見通しの良い交差点とのことで、現場地図を見てもその事を窺わせるものであり、「なぜ、この交差点で・・・」と私も疑問を感じていました。

事故現場は琵琶湖沿いを走る直線が長い県道。

地図で見る限り、確かに見通しが良さそうな交差点です。
これなら、対向車が余程のスピードを出していない限り、少々、前方不注意でも衝突を起こすとは思えません。
まして、今回は双方ともスピードを出していなかったそうですから、益々、不思議です。

2.ストリートビューで確かめてみた

そこで、Googleストリートビューを使い、実際のドライバー目線で確かめてみることにしました。

先ず、右折車の目線で


あれれ!?地図では直線に見えましたが、対向車線は緩やかな右カーブで遠くまで見渡せるという訳ではなさそうです。

今度は直進車の目線で


う~ん、対向車の陰に隠れて右折車が見えにくいかも・・・

3.これは誰もが起こしうる事故

本日の追加報道によれば、現場は交通量が多くてなかなか右折できず、今回の加害者も右折を焦ってしまったのではないか?とのこと。

現場の画像を見ても、「この事故自体は普通に起こりえる事故だった」というのが、個人的感想です。

ただ、その結果が稀に見る大惨事になってしまい、その事にどうしても目も心も奪われてしまいがちですが、ここは冷静に一人のドライバーとして、「この事故自体は普通に起こりえる事故で、それがこのような大惨事に繋がることもある」ということは深く肝に刻みたいと思います。

4.歩行者も自己防衛して欲しい

私個人はドライバーというものを信用していませんし、自分が歩行者の時もドライバー心理でいますから、歩行者優先という考えは捨てて、自己防衛に徹しています。

しかし、残念ながら多くの歩行者はドライバーを信用しすぎというか、車の方が避けてくれるだろう、また避けるべきだ、歩行者優先だぞ・・・という考えに囚われ、自己防衛を怠っているように見えます。

例えば、今回の事故のように交差点で信号待ちをしなければならない場面だと、私の場合は、柵やガードレール、又は電柱や標識柱の陰で待つようにしています。

残念ながら、今回の事故現場には柵もガードレールもなく、このような交差点をなくす努力を行政側には求めたいです。

2018年3月の映像です。今回も保育士さん達はこのように園児を守っていたのでしょう。

また、メディア側にも、いたずらに加害者・被害者にばかり焦点を当てず、自動ブレーキ車の普及、歩行者側の啓蒙といった面も世間や行政、車メーカーなどに呼びかけて欲しいものです。

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